食品加工および食肉処理機械設備を中心に、省力化や効率化とともに安全面と衛生面を特に重視した製品を取り揃えています。また、工場における作業工程の衛生面をカバーする機械や設備、工場からの排水や排煙処理等を行う環境保全機械設備まで、食品加工および食肉処理に求められる幅広い製品およびサービスをラインナップしています。
日本で初めてエアコンスモークハウスの国産化に成功して以来、改良・改善を重ね続け、現在では納入実績が1500基を上回るなど、この分野のパイオニアとして業界最先端の技術開発に取り組んでいます。
関連する食品加工機械には、究極のマスプロ仕様であるソーセージ連続熱処理装置、サラミやジャーキーに欠かせないドライハウス、安定した発煙をお約束するスモークゼネレーター、製造現場の要望に応える洗浄機各種など、食品加工を製造するための幅広い製品をラインナップしています。
牛や豚は、と畜・解体されて食肉になります。この過程の生産処理の多くが特殊な機械設備で構成されています。近年の食肉処理施設は驚くほど衛生的に改善され、食品工場としての機能を備え機械化されましたが、より一層の衛生化、効率化を目指した製品開発を行っています。食肉処理機械では牛や豚ともに、と畜ライン、解体ライン、検査ライン、冷却保存ライン、出荷ラインがあり、それぞれにおいて特殊な機械設備や機器が附属することになりますが、これらのラインをトータルプロデュースします。
牛・豚の除骨、整形、包装、梱包を行う食肉処理工場で使用される機器設備が部分肉処理加工機械です。この分野は最も機械化が遅れている工程でもあり、ほとんどの作業が人手に頼っているために省力化・省人化が切望されてきました。この現状を改善するため、人間にとって危険度の高い仕事を肩代わりしてくれる機械の設計やシステムの開発を行っています。また、食肉には特に高度な品質管理が求められるため、衛生面に配慮した機器設備はもちろん、周辺の衛生殺菌設備の重要性も高まっています。
食肉処理・加工システムの他、食品工場の抱えるあらゆる問題点やご希望を確認させていただきながら課題解決に向けて最適な製品およびシステムのご提案を行います。生産施設に求められる機能はますます多様化し複雑化している中、オリジナル開発製品のご提案も行っております。
合理的で快適な作業環境の実現と地球環境保護のためには生産工程だけではなく、排水処理、排気処理を含む環境保全設備を備えた総合的なプラント設計が必要です。特に食肉処理プラントのSS過多排水処理で多くの実績をもち、排気処理においては最も厳しい基準を持つとされる横浜市をはじめ多くの消臭設備の納入実績をもっています。プラントの新設・既設に関わらず環境保全機械設備では現場調査から施工・メンテナンスまで一貫したエンジニアリングでお手伝いいたします。