最も衛生的な処理施設であるべき病畜施設を見直してみませんか?

病畜と体回転
◆◆◆工業所有権NO.129736号◆◆◆

と畜場法、厚生省ガイドラインを遵守するとすれば、主な事項として下記が必要です。
  1. 各使用機器の消毒設備......
  2. 食道、肛門の結束設備......
  3. 懸垂したまま皮剥できる設備
  4. 保留庫のある設備..........

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上記病畜施設例の特徴
1.本館と接続している
  1. 作業者及び検査員の入退場が容易で、サニタリー及び消毒室で本館と厳しく区別されている。
  2. 合格枝肉の本館搬入が容易で衛生的。
  3. 本館と保留庫の間に消毒室があり、枝肉へのアルコール噴霧スペースが確保されている。
2.サニタリー室が設置されている
  1. 病畜専用の更衣、作業靴での作業が可能。
  2. 手洗、足洗、手指アルコール消毒の設置がされている。
3.廃棄置場が区画されている
  1. 枝肉の廃棄、皮、足、頭、内臓の廃棄置場が密閉区画にある。
4.床解体式ではなくオンレール方式を採用
  1. 皮剥、内臓摘出などの作業は懸垂して行う。

処理工程の説明
  1. 生体搬入は、切迫牛の場合は切迫ホイストで、歩行可能牛は歩行にて搬入。
  2. 隔離室にて一時仮置きし生体検査後、解体室に搬入。
  3. 銃撃後、スキニングトラックに乗せ食道結束後、前処理作業にかかる。
  4. 後足切り→一部モモ廻り剥皮→腱出し→こう脚棒入れ→頭落し。
  5. ビーフスプレッダーにてレール上に乗せ、と体回転装置にセットする。
  6. 昇降台にて、尻廻りまで昇り、肛門の結束をする。
  7. 皮剥はと体を回転させながら昇降台にて最適なポジションを作り、エアーナイフを使用し皮剥を行う。
  8. 皮剥終了後、同ポジションにて胸割、内臓摘出作業を行う。
  9. 白物は直下に内臓検査台車を配置し、掛け落す。赤物は内臓検査台車の別のパン(皿)に乗せる。
  10. 摘出内臓は検査場所に持っていき、検査を受ける。検査後内臓は廃棄置き場に隔離し、作業終了後搬出する。
  11. 内臓摘出後、次のポジションにて、背割鋸、昇降台、圧力洗浄機、飛散防止ガイドを使用して、背割、洗浄、枝肉検査を行い、保留冷蔵庫に収納される。

拡張性
  1. ノッキングペン(牛保定機)及びと体受台の設置−−−安全対策
  2. こう脚装置の設置−−−こう脚棒の廃止
  3. 自動枝肉洗浄機の設置−−−飛散防止
  4. 作業ポジション及び、枝肉、内臓冷蔵庫を増やすことにより、経産、老廃牛専用の処理場になります。